ハルノキという小さな木陰で

はじめまして、はるです。

こんにちは、「はる」といいます。
静かに本を読むのが好きで、誰かの言葉に救われながら、ここまで歩いてきました。

うれしい気持ちも、悲しい気持ちも、
うまく言葉にできなかった子ども時代。
その代わりに、本の中の誰かが、自分の気持ちを代弁してくれていた気がします。

だから今度は、わたしが、誰かの言葉になれたらと思うのです。

こんな話、聞いたことがあります。
「四つ葉のクローバーは、傷ついたクローバーが、形を変えて生まれるものなんだよ」って。
ほんの少し傷ついた経験が、
誰かを想う優しさに変わるのなら――
それはきっと、無駄じゃなかったと思える気がするんです。

「ハルノキ」という名前に込めたこと

「ハルノキ」という名前には、いくつかの意味を込めました。
春の木の下には、自然と人が集まり、談笑したり、笑顔を交わしたりする――
そんなあたたかな光景が浮かびます。
この場所もまた、そんな風に誰かの心が少しやわらぐ、
優しい木陰のような空間になれたらという願いがあります。

また、「ハルノキ」には、わたし自身の名前「はる」も重ねています。
自分自身が歩いてきた道のりも、そのままこの場所の一部にしたいと思ったからです。

ハルノキは、誰かがふっと立ち止まり、そっと深呼吸できるような、
そんな木陰みたいな場所でありたいと願っています。

「がんばれ」って、言わない場所をつくりたくて

がんばれって、言わない場所を作りたかったんです。
疲れていても、うまく笑えなくても、
ここに立ち寄ってくれたあなたが、少しでもホッとできますように。

我慢をしなきゃいけないときは、きっと誰にだってあります。
でも、その我慢が「無理」に変わってしまったとき、
人は少しずつ、壊れていってしまう。

だからこそ、ここでは息を整えていってほしいんです。
深呼吸して、もう一度「自分のペース」で歩き出せるように。

はるの好きな時間

  • 小説を読むこと
  • お笑いを観ること
  • ラジオを聴くこと
  • ぼーっとすること

この木陰が、あなたの風になりますように

疲れていても、うまく笑えなくても、
ここにそっと立ち寄ってくれたあなたが、
少しでも、肩の力を抜けたなら――

それだけで、私はうれしいです。

小さな木陰のようなこの場所が、
あなたにとって、やさしい風が吹く場所になりますように。